第24回『正しい名刺の渡し方』

名刺なんてあっても無くても一緒だろー、と正直ずっと思ってたんですが、そうでもないように最近思います。
やっぱり嬉しそうなんですよね。「名刺を渡さない＝もう来て欲しくない」と解釈する客もいるようで、名前や電話番号や出勤日を伝えるためだけのものではなく、「また来て欲しいな☆」という意思表示の意味合いが強いように思うんです。
特定の女の子に通うお客さまというのは、そもそもマニアックな方が多いのですが、それらを見ていて思う事が、『会いたいと思ったなら向こうが勝手に調べる』という事。知りたければメアドや出勤日は向こうから質問してきますし、今後の予定なんかはお店に問い合わせる事でしょう。

そういう観点から言うと、必要以上に丁寧な名刺を作る必要は無し。情報（メアド等）の安売りは自分の価値を下げるように感じます。（真の人気嬢であれば、安売りは嫉妬の種。客同士がライバル意識を燃やしますので、それはそれで良いでしょう。しかしたいていは「俺だけが本当のお前を知っている」と思わせる方法の方が効果的だと思います。）勿論やたらと気取る必要はありません。気に入った方には自ら教えても良いと思います（そういう素振りで大勢に教えるのも手ですね）何はともあれ、お客さまが思わず個人情報を聞きたくなるような嬢を目指したいものです。

そして心がけたいのは名刺は「あげる物」では無く「受け取っていただく物」という意識。男の人は立てられるのが好きですから。

名刺に絶大的な効果が期待できる訳じゃないけど、参考にして欲しいなあと思うことなのでした。