こんにちは、遠見です。
近ごろ、ネットを介して人と知り合う機会が増え、様々な人の話に触れて「あれこれ出来るようになりたい」と成長したい欲が強まっています。
ネットだと本当に色々な経験を持った多種多様な職種の人とボーダーレスに接する事になり、たくさんの知見を得ることができてとても楽しい半面、自分の現在持っている技術や知識がまだまだ足りないと痛感してしまいます。
技術職だと特になのかも知れませんが、自分の出来ることを日々増やさなければと思いながらも、具体的な行動に移すには「何をすればステップアップに繋がるか」が不明瞭でぼんやりと同じ事を繰り返しているだけという状態に陥りがちです。
それを脱却したい、上を目指したい、もっと出来る事を増やしたい、もっと今の技術を磨きたい。
向上心は悪い事ではありませんし、その欲求に従って努力をしていくべきだとは思います。しかし、「他人と比べて」という前提が入ってしまうのは良くない事なんですよね。
良くない、と言うと強すぎるかも知れませんが、誰かと比べて「あんな風になりたい」と努力するのは単純な技術向上を目指す事に比べて難易度が非常に高いです。
考えて見れば当然なのですが、目指す目標も成長する人間だと、目標に向かって進んでも目標も進んでいるので、相当に効率よくやらなければ最初から存在する差を埋める事は難しいからです。その差を埋める事が楽しいという人であれば問題はないかも知れませんが、いつまで経っても目標が達成できないのは普通フラストレーションですよね。
なので、過去の自分と戦う個人戦の方が向上心を育てる目標達成は簡単です。
それでも人はどうしても他人と自分を比べてしまうものだと思います。私だって例外ではありません。
ただ、自分より高い技術を持った人、自分の知らない事を知っている人、自分より恵まれた環境で働いている人、自分に持っていないものを持っている人、そんな人は本当に沢山数え切れないほど居て、それを僻んだり落ち込んだりしても何も得るものはありません。
隣の芝は青いものです。どうしても。けれどただ羨むのではなく、その青い芝を手に入れるために自分の芝を育てる事が肝要なのです。
誰かを羨む気持ち自体はそれこそ向上心のためには悪いものではなく、そこで行動できるかどうかで全ては変わると思います。
全ては自分の行動次第。これからもまだまだ、向上心を持って挑戦していきたいです。
それでは、本日はこれで。
担当:遠見