こんにちは、遠見です。
11月も終盤、世間は既にクリスマスめいていますね。このうれせん求人ブログは3人で1週ずつ担当しているので、実は次に私が書く頃はクリスマスのちょうど一週間前でタイミング的には絶対にそっちの方が合っているのですが、ひねくれ者なので先に書いておいて3週間後は関係ない話でも書こうかと思います。
さて、クリスマス当日は特別何もなく普通に仕事をしている予定のしがない会社員の私ですが、それでもやはり、この時期にしか見られないイルミネーションやインスタレーションには心踊ってしまいますね。
学生の頃はクリスマス時期の六本木まで足を運んだりしてクリスマスだけの特別なインスタレーションを体験しに行ったものです。
ところで、「インスタレーション」と言った時、どれくらいの人に意味が通じるのでしょうか?
インスタレーションとは、近代になって生まれたアート用語で、絵画や彫刻、演奏や演劇のように観客が見るだけの芸術ではなく、観客が「体験」する事で成立する表現手法のことを言います。(これは私の捉え方ですので、正しい用語としては仔細が異なるかも知れません)例を言うなら、東京駅のプロジェクションマッピングやお台場のチームラボ ボーダレスなんかが有名でしょうか。古いものであれば「4分33秒」という演奏曲なんかも、広義のインスタレーション作品かと思います。
インスタレーション作品の「観客の体験を作品に含む」という性質と、ARやプロジェクションマッピングといった最先端技術は相性が良く、最近ではあちこちで頻繁にインスタレーションの展示が行われています。
クリスマスは特に、観客側の気持ちも高まっているからかインスタレーション作品も気合が入ったものが多く、見に行くなら絶好の機会です。友人がインスタレーション作品の制作関係の仕事をしていた事があるのですが、クリスマスの計画にほぼ一年を費やしている、とまで言っていました。
音楽や演劇等の芸術はまだ高尚でお硬いイメージが強いと思いますが、インスタレーションは自分が体験する事が作品の一部なので、気軽に触れられる芸術作品です。インスタレーションを知らなかったという方も是非、これを機に体験してみてはいかがでしょうか。
それでは、本日はこれで。
担当:遠見