こんにちは、遠見です。
先週末は台風で大変でしたね。影響はいかがでしょうか。
私の住む地域は大きな被害もなく、電気・水といったライフラインが途絶えることもなく無事に過ごす事が出来ました。
幸運な事に過去に酷く被災した経験が無いため、水を貯めたり防災グッズを用意したりといった事を普段全くしないで生きているのですが、今回ばかりは「史上最大規模」「過去の台風のX倍強い」といった言葉に踊らされ、被災した際に備えるなどしました。いえ、これに関しては踊らされて用意した方が良い事なのですけれど。
今回の件で私が気になったのは「窓を補強するのが良いのか否か」論争です。
まず、窓ガラスが割れた際に辺りに散らばって怪我するのを防ぐため、窓ガラスを養生テープ等で補強した方が良い、という話が広まりました。
これは真実で、テープが貼ってあると窓ガラスが割れた場合にテープがある程度ガラスを保持してくれるので、割れた瞬間や割れた後の怪我を防ぐために役立ちます。
ただし、これは窓ガラスが割れた時の話なのです。
次に、養生テープ等を貼ると逆に窓ガラスの強度が弱くなり割れやすくなるため、貼らない方が良い、という話が広まりました。
これもまた真実で、窓ガラスはある程度の衝撃ならばたわんで元に戻る柔軟性があり、テープを貼ると固定されるため、たわむのが阻害され割れやすくなってしまうそうです。
どちらも間違いではなく、かと言って両方の問題点を解決する方法が無いので難しいですね。
私は窓のある方向がそんなに開けた場所でもないので、ものが飛んでくる可能性は低そうだと判断して養生テープは貼りませんでしたが、周囲では養生テープを貼っている方が多かったように思います。
個人的には「君の家はものが飛んできて割れる事は滅多にないだろ…」と思う立地に住んでいる友人も養生テープを貼ったりなどしており少し複雑に思いながら見ていました。
どちらを選んでもメリットとデメリットが発生するため、どちらも決して間違いという訳では無いのですが、情報に踊らされるばかりではなく自己判断も大切にしましょう。
それでは、本日はこれで。
担当:遠見